――「ヒアリングフレイル」から介護とビジネスの未来を考える

2025年12月5日、第3回KAiGO PRiDEサロンを開催しました。

今回は、卓上型対話支援システム「comuoon®」の開発者であり、
株式会社聴脳科学総合研究所 代表取締役の
中石 真一路 氏をお招きし、「ヒアリングフレイル(聴こえのフレイル)」をテーマにお話しいただきました。


「ヒアリングフレイル」は、加齢や環境による“聴こえ”の変化が、コミュニケーションの減少や社会的な孤立、さらにはフレイル・認知機能の低下にもつながりうるという、近年注目されている概念です。

サロンでは、

  • ヒアリングフレイルとは何か

  • 聴こえの課題が、高齢者の生活・介護現場・家族関係にどう影響するか

  • 対話支援デバイスなどのテクノロジーをどう現場に活かしていけるか

といったテーマについて、中石先生から最新の研究知見や実践事例をご紹介いただきました。


さらに今回は、講師との“対話型ワークショップ”も実施し、
参加者一人ひとりの現場の課題や疑問にじっくり向き合う、たいへん濃密な時間となりました。


ご参加いただいた皆さま、そして多忙な中ご登壇くださった中石先生に、心より御礼申し上げます。

KAiGO PRiDEでは、今後も
「年を取ることが脅威ではなくチャンスになる社会」を目指し、
介護・福祉・シルバーエコノミーの新しい可能性をともに考えるサロンやイベントを企画してまいります。

引き続き、KAiGO PRiDEの活動にご注目ください。