【開催レポート】カイゴプレナーシップコミュニティ第1回サロン 2025.06.27 2025年6月16日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて、KAiGO PRiDEは「カイゴプレナーシップコミュニティ 第1回サロン」を開催しました。介護が抱える課題を、「成長と変革の原動力に繋がる機会(Opportunity)」としてポジティブに見つめなおし、ヘルスケアビジネスで大きなムーブメントを起こすための第一歩です。経済性と社会的な意義を両立しようと、熱いマインドを持つ次世代リーダーが全国から集まり、ヘルスケアビジネスの今後の成長の可能性について想いを一つにしました。参加者同士や講師との間で活発な交流が生まれ、今後、新たな協業のきっかけが生まれることが期待されます。「サロン」の次回は2025年9月19日(金)、渋谷区総合センター大和田(学習室1)で開催を予定しています。詳細が決まり次第お知らせしますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています。 介護の未来をもっと前向きに、もっと創造的に――。KAiGO PRiDEはこれからも、介護の常識を変えるチャレンジを続けていきます。 講演内容講演1:「ヘルスケア分野における経済産業省の取り組みについて」経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 企画官 小野 聡志 氏これからの日本の介護が抱える構造的な課題に対し、「ビジネス」という切り口からどのように解決の糸口を見出すか、国の視点からの政策やプロジェクト(オープンケア、オレンジイノベーションなど)について丁寧にご紹介いただきました。 講演2:「予防を当たり前の社会へ~行政×学校×スポーツ×コスモヘルス~」コスモヘルス株式会社 代表取締役社長 小塚 崇史 氏「病気のない社会をつくる」というビジョンを掲げる同社の取り組みについてご紹介。健康寿命の延伸や医療費削減、介護予防につながる“予防文化”の社会実装に向けた、行政や教育、スポーツとの連携事例について、「動画」と「ユーモア」を交えながら語っていただきました。 講演3:「最大限、人間が人間らしい仕事をするためのAI」AI業務プロセスコンサルタント 高橋 伸英 氏どのような日常業務がAIに向いているかの基本的考え方についてご紹介いただいたほか、業務効率化や人手不足の解消に向けて、介護業務のどの領域でAIが有効となるのか、わかりやすく解説いただきました。 トークセッション小野氏、小塚氏、高橋氏の登壇講師3名によるトークセッションでは、介護人材不足という共通課題を軸に、政策・予防・テクノロジーの立場から多角的な意見が交わされました。講師の間で質問する場面もあるなど大きな盛り上がりを見せ、専門領域を超えた知見の交流が生まれる濃密な対話の時間となりました。 カイゴプレナーシップコミュニティについてはこちら